危険物 甲種

【甲種】危険物の「性消」は参考書によって書いてあることが違う!でも困らない理由

2022-12-07

こんにちは、乙4と甲種・危険物に合格した主婦です(化学系卒)。

甲種の本を複数持っているんですが、見比べると「性消」の内容が微妙に違うんですよね。

たとえばある物品について、こっちの参考書には「大量の水で消火」と書いてあるのに、こっちの参考書には「消火困難」と書いてあるとか…。

ネットで検索したら同じ疑問を持っている人がいたので、人によっては気になる部分だと思います。

そんな「表記が違う部分」と「違っても困らない理由」を書きますね。困らない理由は、他の選択肢に明らかな正解がある場合が多いからです。

私が持っている参考書の違う部分

過去問集、わかりやすい参考書、UCAN参考書

「過去問集(公論出版)」「わかりやすい参考書(工藤本)」「UCAN参考書」の3冊を比べました。(2021年に購入)

違っていたのは、つぎの部分です。

・ジアゾジニトロフェノールの消火方法が
「過去問集」では大量の水
「わかりやすい参考書」「UCAN参考書」では消火困難

・硫酸ヒドロキシルアミン
「過去問集」ではエタノールに溶けない
「わかりやすい参考書」ではエタノール・アルコールに溶けない
「UCAN参考書」ではエタノールに溶けないがメタノールに溶ける

・リチウムの貯蔵方法
「わかりやすい参考書」では灯油保管
「過去問集」「UCAN参考書」は指定がない

・水素化ナトリウムの貯蔵方法
「UCAN参考書」では窒素ガス封入
「過去問集」「わかりやすい参考書」では窒素などの不活性ガスに加えて流動パラフィン

・臭素酸カリウムの水溶性
「過去問集」では水にわずかに溶ける
「わかりやすい参考書」「UCAN参考書」では水に溶ける

私が気がついたのはコレくらいです。

とくに困ることはない

最初は戸惑いましたが、問題を解いていると他の選択肢に明らかな正解がある場合が多く、困ることはありませんでした。

そんなことから、表記違いを気にする必要はないけれど、問題を解くときは「すべての選択肢を読む」ことをオススメします。

私のようにせっかちだと、選択肢を全部読まずに途中で解答して間違います(練習問題で何度か経験あり)。

あと、「性消」は20問あり最悪8問間違えても合格できるので、気にする必要はないかなと思います。

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