危険物 甲乙共通

【甲種・乙4】危険物の勉強中にやってよかったこと(問題にマーク、問題を抜き書き、計算問題のストックなど)

2022-12-02

こんにちは。乙4と甲種・危険物に合格した主婦です(化学系卒)。

乙4と甲種の勉強中にやってよかったことを書きますね。問題を解くときのこまかい部分です。

とくにやってよかったのは、「わからない問題の解説」を別のノートにメモったことです。後で苦手な部分を集中的に復習できるので、暗記に便利でした。

勉強法でよくあるものもありますが、何かが参考になれば幸いです。

問題を解くときにやったこと

危険物の勉強中のノート

迷った問題は「後で解説を読むためのマーク」をつける

迷った問題を偶然正解してしまうと解説を読むのを忘れてしまうので、「迷った問題」は解きながらノートにマークをつけました。

その後は後述しますが、フィードバックとして「問題集に△(迷った問題のマーク)をつける」「解説を別のノートにメモする」というのをやりました。

選択肢に「○」「×」「?」マークや「文字」を書く(ミス対策)

よくある方法です。

選択肢が正しければ「○」、選択肢が誤っていたら「×」、わからなければ「?」を書きます。また、「○」「×」で判断しにくいものは文字を書きました。

たとえば、製造所等の使用停止の問題は○×で判断しにくいので、選択肢が使用停止なら「止」、許可取消なら「消」など。

ゴロ合わせは必ず書き出す(ミス対策)

これもよく言われるものです。

頭の中で思い出すとミスるので、家で「必ず書き出す」をルーティン化して試験に備えました。危険物の試験は時間があまるので、頭の中で完結せずいろいろ書き出すと安心です。

選択肢と関連することを一緒に思い出して暗記のアウトプットを増やす(暗記対策)

(あるていど暗記が進んだあとにやったこと)

たとえば、給油取扱所の問題で選択肢に「1.専用タンクは1万リットル以下」とあったら、普通は「専用タンクは無制限で廃油タンクが1万リットル以下」を思い出して終わると思います。
このときについでに「移動タンクは3万リットル以下で、屋内タンクは40倍以下、簡易タンクは1基600リットル以下の3基迄で1800リットル以下」と思い出すようにします。

その問題と関連する項目を一緒に思い出すことで(なんなら書き出して)、アウトプットの回数を増やして頭に刷り込みました。

問題を解いた後にやったこと

危険物の参考書の問題に×△をつける

解いた結果の「×」「△」を問題集に書き込む(効率)

よくある方法です。

迷った問題は前述のように解説を読むためにマークを付けているので、正解した場合でも問題集に「△」をつけました。苦手な「×」「△」の問題だけを周回できるので効率がいいです。

ケアレスミスの理由を書く(ミス対策)

ケアレスミスの理由「見落とし」「正誤を勘違いした」「計算間違い」などを書き、その対策(具体的な行動)を考えて、次回からルーティン化します。私は人一倍ケアレスミスが多いので、いろいろと対策を考えました。

問題の解説を別のノートにメモる(効率)

危険物の解けない問題の解説ノート

(あるていど解けるようになったあとにやったこと)
あるていど問題が解けるようになったあと、それでも間違う問題・迷う問題のときに、解説を別のノートにメモりました。簡単にポイントを。解説がわからなければテキストの該当箇所を。

ノートに苦手な部分がメモしてあるので、寝る前に見て暗記したり、試験前の復習によかったです。

これを初期にやるとメモることが多すぎて時間がかかるので、あるていど解けるようになってからがいいです。また、暗記がバッチリできたものは棒線を引いて消していくと試験前の復習が楽です。

【乙4】「物化」 計算問題だけ書き写してストック(効率)

危険物の計算問題のストック
危険物の計算問題のストック

乙4は計算問題をスルーしても合格できると言われているので、ほとんどの人は必要ないです。

もし、乙4の難しめの計算問題に挑戦する場合は、計算問題をストックすると便利かもしれません。私は化学を全部忘れていたのでやりました。

具体的には、問題集やネットの過去問で計算問題が出てきたら、紙に問題と解説を書き写してストックしました。

これが便利だったのは…
・書き写しておくと、計算問題だけをまとめて勉強できる
・似たような問題を続けてやると覚えられる(解き方の暗記)
・ネットだと参考書にない計算問題がある(モル計算とか)
・試験の直前に計算問題をまとめて復習できる

甲種でも乙種の物化の問題が出題されるので、甲種のときの復習にも役立ちました。

書くのが苦手なら

私は書くのがわりと好きなのと、書かないと暗記しにくいので「書く」勉強法が多いです。
しかし、うちの旦那を見てると書くのが好きじゃなく見るだけで暗記できるので、そういう人だと書くんじゃなくスマホで撮影するほうが楽かもしれません。たとえば、出来なかった問題の解説をスマホで撮って暇な時に見るとか(想像ですが)。

勉強法って合う合わないがあるので、勉強法のエッセンスを抽出して自分に合うよう上手くカスタマイズするのが肝かなと思います。

乙4と甲種の私の勉強順

↓ 甲乙のときに、私がやった勉強法です。
テキストを読むのが進まなくて、テキストをできるだけ読まない方向で勉強しました。興味の無いものを読むのがしんどかったんですよね。なので、私の場合は問題をやりながら適宜読む方が興味が湧いてよかったです。

乙4

「動画」→「問題を解く(赤本)」(わからない部分はテキストを読む)

甲種

「過去問集(公論出版)」を使用
・物化 「テキストを一読」→「問題を解く」(わからない部分はテキストを読む)
・性消
  ・類の性質 「テキストを一読」→「問題を解く」
  ・各物品 「問題を読んで暗記(繰り返す)」→「こまかく暗記」

※ 法令は乙4の知識でほぼOKだったので「問題を解く」のを1周

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