危険物甲種の勉強をしていたときに、単語帳アプリを使ってみました。
危険物の勉強にはオススメしないんですが、良かったポイントがあったのでアプリを紹介しますね。英語の勉強をする人に人気のアプリです。
どんなアプリ?
AnkiDroidという単語帳アプリです。
自分で問題を入力して、単語帳のように使うことができます。
PCとAndoroidは無料、iphone・ipadは有料です。3000円くらい。
私はAndoroid(無料)なので利用しました。(要 会員登録)
紙の単語帳との違いは、問題を解答した後にボタンが表示され、「難しい」「普通」「簡単」などのどれを押したかで、次回に表示される日数の間隔が変わることです。忘却曲線に従い勉強の間隔を自動で調整してくれるのが便利です。大量に暗記したい時にオススメ。
使えるデータは「文字入力」以外に、「画像」「音声」なども利用できます。また、誰かがつくったデータをダウンロードすることもできます。
英語はダウンロードできるデータがいろいろありますが、危険物はダウンロードできるデータがないので、自分で用意することになります(なので危険物には向かない)。
実際の画面
私が入力した問題です。
左 : こんな風にテーマごとに分けられます
中央 : 問題を読んで解答を思い浮かべたら「解答を表示」を押します
右 : 下に「難易度のボタン」「次回出る日数」が表示されます。(これは何度もやった後なので数か月後が表示されています、使い始めは「簡単」を押しても数日後になります)
デメリット
このアプリのデメリットは、データを用意する労力です。
英語のようにデータをダウンロードできれば楽です。
また、自分でデータを用意する場合でも、重要な試験の勉強を長期でやる場合は入力に時間がかかっても労力に見合います。たとえば医師国家試験の勉強に使ってる人を見かけましたが、リターンが大きいものは労力がかかってもやる価値があるかなと思います。
「手間と暗記のタイムパフォーマンス」を天秤にかけて使えば便利なツールです。
※ 危険物はデータの用意に手間がかかるので普通はオススメじゃないです
アプリのよかったポイント
・スマホでできる
楽! ワクチンを打って39℃の熱が出たときに、スマホなら触れるので「とりあえず10分だけ…」という感じで寝ながら勉強できました。いつでもどこでもできるのがいいですよね。
・PCでできる
PCだと正面を見るので、参考書や問題集のように下を向いて勉強するより首や肩の負担が少なくて楽でした。
・出題頻度の調整が便利
忘却曲線に従って「出題頻度が変わる」のが便利! 効率よく勉強できます。
・老眼に便利
スマホやPCだと文字を大きくできますし、画面が明るくて見やすいです。年齢がいった人こそ電子機器がいいのかも。
勉強のハードルが低いので、やる気がないときにとりあえずやるのに非常によかったです。ハードルの低い勉強法があると、勉強習慣が途切れないのがいいですよね。
私が危険物に使ったとき
私は危険物の暗記で使いました。
甲種の勉強を1ヶ月やったら勉強が仕上がって飽きてきて、試験まで1ヶ月あったので勉強をつづけるために気分転換で使いました。
「過去問集」の「性消」と「物化」の問題441問をPCで入力。入力は得意で1問3分で入力しましたが、トータル20時間かかりました。
危険物ではオススメしませんが、ツールとしては非常に便利でよかったです。
ちなみに、半年使わずにいると「データを削除していいですか?」と英語のメールが届きます。