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どの銀杏割り器(ぎんなん割り)がいいのか?比較して分かった特徴とオススメ

2023-10-19

123to

こんにちは、銀杏が大好きな主婦です。

今までペンチで割ってたんですが毎日10個ずつでも割るのが大変で、銀杏割り器を購入しました。

気になって3種類を購入!

それぞれ違いがあったので紹介しますね。

割った銀杏は、極小サイズ~4Lサイズまで。大小さまざまな銀杏「6kg 約2500個」で比べてみました。

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銀杏割り器はペンチに比べて圧倒的に楽なので、 銀杏が好きなら絶対に買ったほうがいいです。絶対に買ったほうがいい(2回目)。それくらいオススメです!

比べた銀杏割り器

購入したのはこちら。「銀杏割り器」で探すとよく出てくる3つです。どれもレビューが多くて人気!

左から価格が安い順です(2023年1月当時の価格)。

左 : 「ギンナンクンボス(銀色)」(価格1000円くらい~)
中央 : 「古沢製作所ギンナン割り器(赤色)」(価格1200円くらい~)
右 : 「ぎんなんぼうず(黄緑)」(価格2400円くらい~)

選ぶポイント(超重要)

使って分かったのは「選ぶポイントが2つある」ことです。

ポイント1 大量に割るか?
ポイント2 大きい銀杏を割るか?

この2つがポイント!

タイプ別・どの銀杏割り器がいいか?

「安いのがいい」&「1日10個くらいしか割らない」→ ギンナンクンボス(銀色)

「安いのがいい」&「大量に割る」&「大きい銀杏は割らない」→ 古沢製作所ギンナン割り器(赤色)

「大量に割る」&「大きい銀杏も割る」→ ぎんなんぼうず(黄緑)

↑↑ 「1日10個くらいしか割らない」&「安いのがいい」
個人で毎日ちょっとずつ食べる場合は、これが安くてオススメです。大きい銀杏は少量であれば割れます(沢山だと手が疲れる)。ただし、素材が軽いので耐久性が気になるところ。

↑↑ 「大量に割る」&「大きい銀杏は割らない」&「安いのがいい」
「近所で拾った銀杏やスーパーの銀杏を沢山割るだけ、大きい銀杏は割りません」みたいな場合は、これが安くてオススメです。ただし、今後大きい銀杏(通販の2L~4Lサイズ)を割ることがありそうなら次の(黄緑の)がいいです。

↑↑ 「大量に割る」&「大きい銀杏も割る」
銀杏割り器で最終的に行きつくのがコレです。あらゆる場面に対応できて重宝します。「便利なものがいい、値段は気にしない」という人にオススメ。これ1つあれば何でもいけます。

ぎんなんぼうず(黄緑)」の良いところは
・あらゆるサイズの銀杏に対応している
・軽い力で割れる
かぎ爪パーツが殻を剥くのに便利(特に生銀杏)

では、詳細を説明していきますね。

大量に割る場合は持ち手(グリップ)が重要!

持ち手(グリップ)が細かったり硬いと手が痛くなります。1日10個なら痛くなりませんが、大量に割るなら持ち手が「太め&素材が柔らかめ」のほうが手が痛くなりません

そんなことから、大量に割る人は、「古沢製作所ギンナン割り器(赤色の)」か「ぎんなんぼうず(黄緑色の)」がオススメです。この2つだと「ぎんなんぼうず(黄緑)」の方が太いので手が痛くなりません。

大きい銀杏を割るなら

まず、大きい銀杏のサイズはどれくらいなのか?

銀杏は産地によって規格が違います。そのため、産地が違うと表記サイズ(MやLなど)で比較することができません

ここでは割るときに重要な「胴回り幅」で比較しました。

今回割った銀杏です。
※大きさの表記は比較のために私が付けたものです

「超小、小」:近所で拾う銀杏に多いサイズ
「中、大」:スーパーで売っている一般的なサイズ(Lサイズ)
「超大」:通販の2L~4L表記のサイズ

今回は写真右端の「胴回り幅2.4cm(超大)」を「大きい銀杏」として割り比べをしました。通販の2L~4Lサイズのものです。

大きい銀杏の割りやすさ

割り器の先が開くタイプ(銀色と赤色)は大きい銀杏が割りづらいです。

どのサイズまで大丈夫かというと、「普通のスーパーで売ってるサイズ(Lサイズ)」までは大丈夫です。(道の駅や特産地のスーパーだと大きい銀杏がありそうなので、これでいけるかわかりませんが…)

それより大きい銀杏(通販で売ってるような2L~4Lサイズ)大量に割る場合はこれらはオススメしません。大きい銀杏を数個割るくらいなら割れなくはありませんが、多少力が必要で大変です(個人差があります)。

それに対し「ぎんなんぼうず(黄緑)」は挟む部分の幅を変えられるので、大きい銀杏も小さい銀杏も楽々です。 他の2つに比べて軽い力で割れるのも魅力です

こんな感じで縮めたり広げたり、幅を変えられます。

また、「ぎんなんぼうず(黄緑色)」は挟む部分が「かぎ爪」になっているのが非常に便利です。

割った後にこの爪で殻を剥がすことができます。スーパーで売っている銀杏は乾燥したものが多いので指で剥きやすいですが、通販だとフレッシュな銀杏が多く剥きにくいんですよね。生の銀杏を剥く時にとても役に立ちました。

そんなわけで、大きい銀杏を大量に割るなら「ぎんなんぼうず(黄緑色)」がオススメです。大きい銀杏じゃなくても、大量に割るならこれが圧倒的に楽です。

その他の特徴

挟む部分の洗いやすさ

それぞれ、挟む部分の内側の「押さえの模様」が違います。違うから滑るなんてことは無く、ホールド力に違いは感じませんでした。しかし、洗う時に違いを感じました。

・「ギンナンクンボス(銀色)」…ドット模様でツルツル、洗うのが楽
・「古沢製作所ギンナン割り器(赤色)」…紙ヤスリのような模様、洗う時にカスが少し取りにくい
・「ぎんなんぼうず(黄緑)」…筋状でツルツル、洗うのが楽

サイズと重さ

サイズはどれも同じくらいで、重さが違います。

・「ギンナンクンボス(銀色)」…42g
・「古沢製作所ギンナン割り器(赤色)」…120g
・「ぎんなんぼうず(黄緑)」…130g

2~3時間連続で使用しましたが重さによる疲れはありませんでした。普通の人はどれでも大丈夫かと思います。

レビューの評判

購入するときに、それぞれのレビューを沢山読みました。いくつか気になるレビューがあったので紹介しますね。

・「ギンナンクンボス(銀色)」(2件)
…「長く使っていたら折れた」「水に数日浸けていたら折れた」

耐久性が気になるところ。アルミ製で軽いのでそんなこともあるかもしれません。

・「古沢製作所ギンナン割り器(赤色)」(2件)
…「大きいのが割りづらい」

わかります。大きい銀杏を大量に割るのにはオススメしません。

これらのレビューは全体のほんの一部で、多くは「買ってよかった」というレビューばかりです。普通は気にしなくていいかもしれません。

3種割り器の比較の表

ここまでの内容を表にしてみました。

表の下の方の「大量に割るときの手の痛み」の300個というのは、スーパーで売ってる銀杏(Lサイズ)殻付き1kgで300~400個くらいになります。うちの近所のスーパーは500gの小箱で売ってるので、2箱分になります。

私はどれを使っているのか

銀杏割り器を買ったら銀杏を割るのが楽で、大量に購入するようになりました。生銀杏を割って茹でて冷凍しています。そんな私は「ぎんなんぼうず(黄緑)」を愛用しています。

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軽い力で割れるのが楽なのと「かぎ爪で殻を剥ける」のが特に良かったです。数時間使っていると、疲れが全然違います

個人的にはこの「ぎんなんぼうず(黄緑)」が圧倒的にオススメですが、初めて買うのに2千円台は勇気がいるので入門編で「ギンナンクンボス(銀色)」や「ギンナン割り器(赤色)」もいいかもしれません。

まとめ

「安いのがいい」&「1日10個くらいしか割らない」→ ギンナンクンボス(銀色)

「安いのがいい」&「大量に割る」&「大きい銀杏は割らない」→ 古沢製作所ギンナン割り器(赤色)

「大量に割る」&「大きい銀杏も割る」→ ぎんなんぼうず(黄緑)

値段なんて気にしないという人は、一番高い「ぎんなんぼうず(黄緑)」がオススメです。銀杏好きなら最終的に「大量購入して冷凍してオフシーズンも楽しむ」まで行くので、最初からこれを買っても損はない筈。と思います。

↑↑ 「大量に割る」&「大きい銀杏も割る」

↑↑ 「1日10個くらいしか割らない」&「安いのがいい」

↑↑ 「大量に割る」&「大きい銀杏は割らない」&「安いのがいい」

補足資料 今回割った銀杏のサイズ・個数・重さ・茹で時間・レンチン時間

今回割った銀杏のいろいろ。

※ レンジの時間は10~20個をチンする時間です

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