Gooleアナリティクスのレポートを見たら、自分のアクセスがカウントされていたので除外しました。
今回やったのはIPの除外です。ただし、IPの除外が向かない場合は、プラグインやアプリなどでやります。
IP除外の問題点
固定IP か 動的IP か
IPを除外する記事の多くは固定IPの記事が多いです(固定IPは企業やそういう契約をしてる人向け)。しかし、個人宅のIPは動的IP(定期的にIPが変わるタイプ)が多く、うちも動的IPです。すると、設定しても一定期間が過ぎるとIPが変わって除外されなくなります。つまり個人宅はIP除外が向かないんです。
そのため、個人宅のIP除外はPCはプラグイン、スマホはアプリの利用を推奨している記事が多いです。
ここでちょっと整理すると
除外の向き不向き
・企業や固定IPの契約をしている人 → IP除外が向く
・個人宅(動的IP) → プラグインやアプリが向く
→ IP除外は前方一致にするとできなくもない(他人も除外される)
IPv4 か IPv6 か
もう1つの問題。
IP除外で検索するとIPv4の記事が多いです。それらの記事が紹介している「IPを調べるサイト」だと、多くは自宅のIPv4だけが表示されます。
だから、まさかうちのIPにIPv6もあるなんて気づかなかったんですよね。
うちはIPv4だけを設定したらまったく動かず、詰んだところでIPv6を調べるサイトを知り、IPv6を設定したら除外されるようになりました。そんなわけで、IPv6もある場合はそちらも設定したほうがいいです。
IPv4とIPv6は >> ここで調べる ことができます。
IPv4 … 「~.~.~.~」 3桁の数字が4つ(10進数)
IPv6 … 「~.~.~.~.~.~.~」 4桁の英数字が8つ(16進数)
ちなみにうちは毎日IPが変わります。そのためIP除外は向かないんですが、余計なプラグインやアプリは入れたくなくて、IPが変わらない前方部分だけを「前方一致」で設定しました。
何桁分が変わるかはネットワークによるので、私は1ヶ月間毎日IPを調べました。「大体この桁数が固定っぽいなあ」という桁数を一致にしましたが、今後変わるかもしれません。
あと、この方法だと前方が同じIPの他人も除外されるので、可能ならプラグインなどのほうが良さそうです。
設定の仕方を紹介しますね。
IP除外のやり方
つぎの2つを設定します
1.IPを設定する
2.フィルターを有効にする
1.IPの設定
「歯車マークの管理」→「データストリーム」
表示された欄をクリックし
「タグ設定を行う」
「すべて表示」
「内部トラフィックの定義」
「作成」
「ルール名」は適当に記入します。
「IPアドレス」はグローバルIPを入れます。IPv4とIPv6の両方を調べたほうがいいので >> ここで調べる といいです。
そして「条件を追加」でIPv4とIPv6の条件をそれぞれ入れます。
固定IPの場合
(企業やそういう契約をしてる人、動的IPでも一定期間だけ除外されればいい人向け)
IPv4は「IPアドレスが次と等しい」にして「12桁全部」を入れます。
IPv6は「IPアドレスが次から始まる」にして「最初~16桁目」までを入れます。
さきほども書きましたが、うちは動的IPで毎日変わります。
そのため変わらない部分だけを「前方一致」で設定しました(ネットワークによって一致する桁数が違う)。
ただし、前方一致だと前方が同じIPの他人も除外されるのが難点です。
「保存」
2.フィルターの設定
次にフィルタの設定を行うので、「×」でどんどん閉じて、最初の管理画面に戻ります。
「データ設定」をクリックしてプルダウンメニューを表示させます。
「データフィルタ」
右端の縦3点をクリックするとプルダウンメニューが出てくるので「フィルタを有効にする」
すると怖いメッセージが出てきますが気にせず「有効に」します。(怖いメッセージはあまり関係ないみたいですよ)
終了です。
IP除外とプラグインのメリットデメリット
結局、どの方法がいいのか?
どれも一長一短ですよね。
うちは更新が頻繁なときだけフィルタを有効にして、それ以外はフィルタを無効にしてます。ただし、反映されるのにラグがあるのかカウントされてしまう時もあります…。
結局、手間を考えるとプラグインやアプリが良さそうです。
ただし、プラグインを設定すると他人のサイトを閲覧したときに他人のアナリティクスも反映されません。他人のサイトのアクセス数が減っていい場合はそれでいいんですが、自分のアクセスがカウントされたほうが巡り巡って自分好みの記事がネットに増えるメリットもあり悩ましいです。自分のアクセスの影響なんて微々たるものですが、私の場合はアクセス数を見ながら記事の内容を増やすことも多いので、訪問者が少ないサイトだと影響力はそれなりにあるのかななんて思います。
あとは気にしないのが一番かもしれませんね。