こんにちは、乙4と甲種・危険物に合格した40代の主婦です(化学系卒)。
いろんな人の体験記の勉強時間を調べました。「自分はどのくらいかかりそうなのか?」を見極めるポイントを紹介しますね。
勉強時間は「その人の能力」や「勉強の質」で変わるので、他人を参考にしても意味がないんですが、あるていどの目安があると予定を立てやすいですよね。合格した人の体験記から、その人の状況と勉強時間を分類してみました。

勉強時間を載せている人が少なくて、サンプルは20人くらいです。それでも私の場合と大体合っていたので情報の一つとして面白いかなと記事にしました。
この記事の内容
長いので内容のまとめ。
● 理系の勉強時間
基本は100時間前後
→ 多いのは100~130時間
→ 短時間なのは「文系」「乙種を持っている理系」「専門が被っている人」「頭の良い人」
●「物化」
理系なら簡単
→ 高校レベルでほぼ化学
→ 消防独自の内容があるので注意
●「法令」
勉強は乙4を使うと便利
→ 甲種の「法令」はこまかいので基本を把握してから勉強すると楽
→ 甲種の「法令」は乙4とかなり被る
→ 基本の勉強に乙4の動画がオススメ
●「性消」
理系でも大変な人がいる
→「性消」が楽だと勉強時間が一気に短くなる
→ 公式過去問でレベルを測ると良い
● 乙4の動画のオススメ
→ 参考書のほうが時間が短く済むが、動画は勉強時間を生み出せる
甲種の勉強時間

分類するとだいたいこんな感じでした。
●理系で「いきなり甲種を受験する人」
150時間前後
化学を忘れている理系で特に年配の人?(私のように化学と離れて20年以上とか)
100~130時間
普通の理系(普通とは何かという定義が不明ですが一番多い時間数)
100時間未満
暗記が得意な人/勉強の要領が良い人
短時間
もっと出来る人/「物化」と「性消」が楽勝な人
●文系、理系の乙種取得者
短時間
文系
乙種を4つ持っているので「物化」さえやればOK
理系の乙種取得者
「法令」は乙種の知識でOK、「物化」は楽勝、「性消」さえやればOK
化学系の人は有利ですが専門分野(性質を知ってるか)で違います。
また、優秀な人でも集中せずにダラダラやっていると150時間を超えている人もいて、集中力や継続性も大事な要素です。
危険物の3分野に必要な能力

勉強時間のポイントを説明するのに、まずは試験の3分野を説明しますね。
危険物は3つの分野に分かれています。
・「法令」…暗記科目(15問)
・「物化」…暗記と計算問題(10問・そのうち1~3問くらいが計算問題)
・「性消」…暗記科目(20問)
ほぼ暗記なので、暗記の得意な人が有利です。
各分野でそれぞれ6割以上で合格です。
理系の勉強時間のポイント(いきなり甲種を受験する人)
理系の場合、「物化(楽勝)」と「法令(未知)」は全員が同じような条件下にあります。しかし、「性消」は人によって違います。「性消」が楽だと勉強時間が一気に短くなります。
「物化」
「物化」は、理系なら大学受験で勉強済みです。
「物化」という名称ですが、物理はあまり無く化学がメインです。ほぼ化学なので、高校時代に物理が赤点だった私でも大丈夫でした。
内容は高校化学の基本レベルなので、大学受験で化学を使った人なら簡単です(大学の化学は出てこない)。私のように忘れていても思い出す作業になるので楽でした。
「物化」の注意点は、消防独自の内容があることです。化学が得意でも、一通り目を通して問題を解いた方がいいです。
「法令」
「法令」は、全員が初見です。地道に暗記することになります。
理系受験者の体験記を読むと、「法令」が大変という人を見かけます。
私は暗記が苦手ですが、乙4の知識で甲種は対応できたので「法令」は苦労しませんでした(乙4の知識だけで「甲種の法令」は8割正解)。
甲種の参考書はこまかくて、基本(出題されやすい部分)が分かりにくいんですよね。そんな基本の勉強として「乙4の動画」を見ると楽だろうなと思いました。乙種を受けた理系の人がほぼいないので誰もそんな情報を書いてませんが…。この記事の一番最後にそのことと動画の紹介を書いたので、よかったらご覧ください。
「性消」(性質と消火)
「性消」は人によって違います。
「性消」は専門分野が被れば楽です。
化学の知識から暗記が簡単に済む人も楽です。
理系受験者の体験記を読むと、「性消」が大変だった人もわりといるんですよね。
「性消」が楽勝なのかを見極めるために、勉強前に「消防の公式過去問」(問題はPDFファイル)をやるのがオススメです。実際に使われた試験問題なので、難易度の感覚を掴むのにいいですよ。(甲種の試験問題だと「性消」は26問目から)
もしくは書店で参考書を見て、いけそうかを見極めるとか。
もしダメそうならひたすら暗記になるので、「法令」と並行して早めに暗記を始めたほうがいいです。

私は「性消」が一番大変でした。
「物化」は記憶が蘇りましたが、「性消」は大学時代の勉強内容と危険物がほぼ被らず、何も蘇りませんでした。
有機化学専攻だと楽だと言われていて、私もジャンル的には生化学で有機寄りなんですけどね…。有機化学でもゴリゴリの化学ならいけるんでしょうが、生物寄りだと結構厳しいのかなという私の感想です。
私の勉強時間を考えると理系の人はもっと短くできる?

私は甲種の勉強1日目に挫折して、乙4から受験しました。勉強時間は甲乙合計で約150時間です(←過去問で8~10割正答の時間数)。心配性で早めに勉強を進めたら試験まで日数が余ってしまい、実際はもっと勉強しています。それで、飽きそうだったので問題集を数冊追加購入して比較をすることに…。
毎日タイマーで測って上の表を作ってて、その正答率を見るとギリギリの戦いで臨むなら私の場合は100時間くらいでしょうか。そう考えると、普通の理系の人がギリギリの戦いで臨む場合はもっと短い時間で済みそうです。
乙4だけで甲種をかなり得点できてしまった
乙4のときに3週間(60時間)勉強したら、公式過去問で「乙4 全問正解」、試しにやった甲種の公式過去問は乙4の知識だけで「甲種 法令8割・物化5割・性消5割」を得点できました。
乙4の知識だけで甲種を意外と得点できてしまったので、化学が得意なら甲種も短時間で仕上がりそうです。
乙4の動画のススメ

実は甲種の理系受験者に「乙4の動画」をススメたくて、このサイトを立ち上げました。理系受験者の体験記を読むと、たまに乙4を利用している人がいますがマイナーです。
さきほども書きましたが、私は乙4の知識だけで甲種の公式過去問で「法令8割・物化5割・性消5割」を得点しました。
乙4の知識だけで甲種をかなりカバーできます。
甲種の参考書は重要項目ばかりに見えるんですが、出やすいものと出にくいものがあります。覚えなくていいところが太字になっていたり、初見だと見極めが難しいです。
乙4を経験した私にとって甲種(法令)は、「乙4の基本を覚えるだけで、かなり点数が取れるのに…」「法令は乙4の動画を見た方が早いだろうな…」と感じました。
また、甲種の問題集や過去問で、乙4の問題がそのまま載っているのを何度も見かけています。
そんなことから、理系受験者の「法令」の勉強に乙4をオススメしたいと記事にしました。
ちなみにこれから紹介する動画を見ると、「甲種の法令」は6割くらい得点できます(←乙4の時に動画を丸暗記したのでどのくらい得点できるのか分かる(講師業の経験があるのでセルフでティーチング暗記をしたら割と楽しくやれた))。
動画の内容のほとんどが「試験に出る部分」もしくは「試験に出る部分の基礎」なので、それが分かるだけでも勉強がグッと楽になります。
ただし、動画が向く人と向かない人がいます。
動画が向くのは、
・初期の勉強が進まない人
・スキマ時間を活用したい人
・ながら勉強をしたい人
・座って勉強する時間があまりない人
です。
乙4の受験者の中には、動画をひたすら流して耳から入れている人もいます。これなら家事や運動中・入浴中、徒歩・車通勤の時間に「ながら勉強」ができますよね。勉強時間を生み出せます。子育て中の方の勉強にもいいですよね。
逆に、勉強が出来る人は、動画より参考書で勉強した方が早いです。動画は時間がかかりますから。
ちなみに「法令」の動画は4つで計2時間50分です。
>> オススメはこの動画(Youtube)。
「法令」の動画を探すのが少し面倒だと思うので、よければ私自作の目次(下のリンク)をご覧ください。
※動画は概要とコメント欄を必ず見てください、内容の訂正があります