危険物 甲乙共通

【甲種・乙4】危険物の4類を暗記するなら最初はコレ

2022-12-03

こんにちは、乙4と甲種・危険物に合格した主婦です。

私がやった4類の覚え方を紹介しますね。私は動画を見て覚えたんですが、その動画でやっていた順番です。4類は最初に「分類・引火点・指定数量」を覚えると、それだけで解ける問題が増えるのでオススメです。

見たのはこの動画です(Youtube)。
ちなみにこの動画は、甲種の「法令」の勉強にも物凄く役立ちます。オススメです。

4類で最初に覚える3つのこと

4類で最初に覚える物質の表

一番最初に覚えるのが次の3つです。

1.主な物品の分類
2.おおまかな引火点
3.指定数量

1.主な物品の「分類」

まずは「赤色の分類と水色の物品」を覚えます。

4類で最初に覚える物質の表

動画のこの部分のゴロ合わせを見ると覚えやすいです。

>> Youtube「電験合格」(4類の分類)ゴロ合わせ

ゴロ合わせは
「二流のガリベン、決闘で重症くらって、ギャー尻打った」で、非水溶性の主な物品のゴロ合わせになっています。(二硫化炭素・ガソリン・ベンゼン・軽油・灯油・重油・クレオソート油・ギヤー油・シリンダー油

まずはゴロ合わせの9個の物品の分類を覚えます。プラスして、ほかの「水色の物品」も覚えます。

ジエチルエーテル・アセトアルデヒド・アセトン・酢酸・グリセリン・メタノール・エタノール

水色以外の物品は、あとで問題を解きながら覚えるので今はスルー。

2~3.「引火点」と「指定数量」

つぎは「緑色の引火点と指定数量」を覚えます。

「指定数量」は「法令」で使います。指定数量を捨てる人は覚えなくていいです(甲種だと指定数量を捨てる人が結構いる)。

4類で最初に覚える物質の表、引火点と指定数量

>> Youtube「電験合格」(4類の引火点)ゴロ合わせ

引火点のゴロ合わせは「毎日フィナーレ地割れ事故」

>> Youtube「電験合格」(4類の指定数量)ゴロ合わせ

指定数量のゴロ合わせは「ごっつ良い風呂1万円」
非水溶性の指定数量のゴロ合わせです。
水溶性の物品は指定数量が2倍になります(第一石油~第三石油類)。

「引火点」のおおまかな分類がわかると個々の物品の引火点を知らなくても、あるていど問題が解けるようになります。これだけでだいぶ楽になります。

ここまでが「最初に覚えたい3つ」です。

次は「水溶・非水溶」

次に覚えたいのが、水溶性と非水溶性です。

4類で最初に覚える物質の表、水溶性、非水溶性

表の薄紫色の「非水溶性・わずかに溶ける・水溶性」の分類を覚えます。これは「指定数量」と「消火剤の種類」が変わるので覚える必要があります。

「水溶性」「水にわずかに溶ける」 → 水溶性液体用泡消火剤
「水溶性」 → 「指定数量」が2倍(第一石油類~第三石油類)

このときに注意なのが、「わずかに溶ける」物品です。

「わずかに溶ける」物品は水にわずかに溶けるので、消火剤は水溶性用の「水溶性液体用泡消火剤」を使います。しかし、非水溶性に分類されるので、指定数量は非水溶性の数値です(たぶん)。

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実際の出題傾向だと、わずかに溶ける物品の「消火剤を問う問題」はよく見かけます。しかし、わずかに溶ける物品の「指定数量を問う問題」は私は見たことがない気がします(たぶん)。

ここまでが4類の基本中の基本です。

これらの後に覚えたいのが、「主要物品の数字」です。

主要物品の数字を関連性をもたせて覚える

これから書くことは、乙4だと覚えたほうがいい部分です。

しかし、甲種は具体的な数字を覚えなくてもわりと解けてしまうので、問題をやりながら出てくることを覚えたほうがいいかなと思います。甲種は広く浅いので。(この章はとばしちゃっていいです)

乙4にでてくる主要物品の数字を、私は数字に関連性をもたせて覚えました。

4類で最初に覚える物質の表

二硫化炭素は名前に2がつくので、2をトリガーにして次の数字の3を思い浮かべます。3がつくのは二硫化炭素の引火点の-30℃。さらに3がつくのがガソリンの300℃…というように数字の順番で関連する項目を覚えていきました。

※ 3×3=9、4=2+2 は関連性をもたせるためのトリガーです、意味はありません

二硫化炭素の発火点90℃は4類で一番低い発火点なので、乙4だと問題に何度も出てきます。自然に覚えます。

ガソリンの燃焼範囲は、乙4は覚えたほうがいいです。私は動画の先生が言っていた「いしになろう(1.4~7.6%)」で覚えました。

これらを覚えた後は、問題を解きながら、ほかの物品や性質を少しずつ暗記しました。

4類の表

乙4の問題をやりながら最終的に出来上がった表がコレです。(全部覚えなくていい)

4類の物質と特徴の表

確認用に作ったので内容がこまかいです。そのため、全部覚える必要はありません。どこまで暗記するかは、問題をやりながら考えるといいかなと思います。

あと、問題集や参考書によって載っている物品が違うので、ここに載っていない物品がでてくる場合があります。

ほかに覚えたほうがいいこと

4類のにおい

4類でにおいのないものは3つしかありません。「4類はにおいがある(例外は3つ)」と覚えるだけで選択肢を減らせます。

※ においがないのは、「グリセリン、エチレングリコール、純粋な二硫化炭素」です。

水より重いもの

覚えたほうがいいです。ゴロ合わせを作っている人が沢山いるので調べると沢山でてきます。

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